福島県訪問等についての会見(外国人高度人材等)

令和4年9月17日

マスコミでも報道されていますが、海外からの高度人材についての発言がありましたので一部抜粋して紹介します。

今、世界的な課題として、世界各国が優秀な外国人材を取り込むための人材の獲得競争、こうしたことにおいてしのぎを削っている、人材獲得競争の時代を迎えている。

シンガポールにおいても、インドネシアにおいても、またニュージーランド、またフランスやイギリス、こういった国々において、より高度な人材をそれぞれの国に取り込むために、在留資格制度、優遇する制度、こうした制度を取り入れている

日本においても、従来から高度人材のポイント制度ですとか、あるいはスタートアップビザ制度ですとか、こうした制度を導入して高度な人材を集めようという努力は続けてきましたが、世界の状況を見る限り、まだまだ日本は足りないと、もっと努力をしなければいけない

高度な人材を集めるためにはより魅力的な生活環境も併せて用意しないと、優秀な人材は集まってこないというのが現実です。ですから医療ですとか教育ですとか、さらにはコミュニティの開放性ですとか社会の雰囲気、こういったものも含めて、質の高い高度人材に魅力的な生活環境を作っていく、こうしたことも考えていかなければいけない。こうした制度面における人材受け入れと、そして質の高い生活環境、これを2つの柱として、人材獲得に日本も努力していかなければならない

引用:首相官邸HP 福島県訪問等についての会見より 令和4年9月17日 

アジアも各国も高齢化が進んでいるようですので、これからどんどん競争化が進んでいくように思います。一応、日本でも特定の在留資格に優遇制度はありますが、近隣国は優遇制度に比べてメリットが感じられないのが現実です。事実、日本ではなく韓国やシンガポールで働く事を希望する外国人も多いようです。

そもそもGDPの高い割には、なかなか賃金が上がらない日本に魅力があるのかな~と疑問(?_?) 待遇面、将来性も含め魅力的な日本にしていかないといけないと思う(^^) 国だけではなく企業、地域など包括的に高度人材を受け入れる体制も必要かな~。

今後、高度人材の在留資格、経営・管理ビザ等、どのように変わっていくのか注目ですね。