専門的支援加算とは?

簡単にいうと児童発達支援と放課後等デイサービスで「専門的な知識を持つ者」を「人員配置基準以上」配置することで、手厚い人員でより質の高いサービス提供を評価する加算です。

「児童指導員等加配加算」と制度が似ています。※違いについてはコチラもご参考に⇒ 児童指導員等加配加算

※令和3年の報酬改定で「児童指導員等加配体制加算Ⅱ」は廃止となっています。

要件

対象となる資格が少し異なりますが「児童発達支援」「放課後等デイサービス」に該当する加算です。

【児童発達支

人員配置基準に加えて理学療法士等(保育士は5年以上児童福祉事業に従事した者)の専門職の職員または、児童指導員(5年以上児童福祉事業に従事した者)を常勤換算で1名(1.0)以上配置した場合に算定できる加算です。

【放課後等デイサービス】

人員配置基準に加えて理学療法士等(保育士を除く)の専門職の職員を常勤換算で1名以上配置した場合に算定できる加算です。

人員基準に「加えて」ですのでプラスで配置が必要です。

また、児童発達支援と放課後等デイサービス共に個別支援計画を策定していることが要件となります。

対象となる資格

理学療法士等に該当する資格。児童発達支援と放課後等デイサービスで異なります。※常勤換算で1名以上配置

  • 作業療法士 【放デイOK】【児発OK】
  • 理学療法士 【放デイOK】【児発OK】
  • 言語聴覚士 【放デイOK】【児発OK】
  • 公認心理師などの心理指導担当職員【放デイOK】【児発OK】
  • 国立障害者リハビリテーションセンターの学院に置かれる視覚障害学科履修した者またはこれに準ずる視覚障害者の生活訓練を専門とする技術者の養成を行う研修を修了した者【放デイOK】【児発OK】
  • 保育士(5年以上実務経験) 【児発OK】
  • 児童指導員(5年以上実務経験) 【児発OK】

配置の具体的例

専門的支援加算の具体的な配置例は以下となります。

◆例その1

【放課後等デイサービス 定員10名 週5営業のケース】

①保育士 常勤1名
②児童指導員 常勤1名
加えて(プラスで) ③理学療法士 常勤1名

上記の人員配置で「専門的支援加算」の算定可能。(ただし、児童指導員等加配加算は算定しないものとする)

◆例その2

【児童発達支援 定員10名 週5営業のケース】

①保育士 常勤1名
②児童指導員 常勤1名

加えて(プラスで) ③保育士(5年以上実務経験のある) 常勤1名

上記の人員配置で「専門的支援加算」の算定可能。(放課後等デイサービスは保育士は対象とならないので不可)

Q&A

1名有資格者がいれば児童指導員等加配加算と専門支援加算を算定することができますか?

 重複して算定できません。理学療法士が常勤加算で2名(2.0)以上はの配置が必要、つまり、1名では両方の加算は取得できません。

専門的支援加算は特別支援加算を一緒に算定することはできますか?

一緒に算定はできません。

放課後等デイサービスで児童指導員等加配加算に保育士、専門支援加算で理学療法士を雇用した場合は加算は可能か?

要件を満たすため可能。

児童発達支援管理責任者(児発管)が公認心理士、理学療法士等の場合でも専門支援加算は取得できるか?

不可。あくまで児童指導員などが対象なので、児童発達支援管理責任者(児発管)なので不可 ※原則、有資格であっても児発菅は取得できないことが多いです。例えば福祉専門職員配置加算等など

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