常勤換算の考え方について
【常勤換算とは?】
1ヶ月(4週間)に従業員(社員、パート、アルバイトなど)の勤務時間を合計した時間が、常勤の従業員が「何人分か」を計算したものです。1ヶ月の勤務時間から算出するため、2.5人といった人数になる場合があります。※小数点第2位以下切り捨て。
【なぜ必要か?】
事業ごとの人員基準をクリアできていたか、必要な人員基準を満たしているか把握するため。
※なお、指定権者(行政)によって解釈が異なる場合はありますので、判断に迷うときは行政に直接ご確認ください。

常勤と非常勤
【常勤とは?】
就業規則で定められた勤務時間をフルタイムで勤務する従業員。
例:週40時間(月160時間)と就業規則で定められていた場合。
週40時間(月160時間)勤務する従業員(雇用形態は問いません)
常勤換算で月160時間=1.0人となります。
※ちなみに1週間に勤務すべき時間数が32時間を下回る場合は32時間を基本とします。
【非常勤とは】
就業規則で定められた勤務時間に満たない勤務時間の従業員
例:週40時間(月160時間)と就業規則で定められていた場合。
週20時間(月80時間)勤務する従業員(雇用形態は問いません)
常勤換算で月80時間=0.5人となります。
常勤換算の計算方法
「事業所の従業員の勤務延べ時間÷事業所の常勤従業員の勤務時間」となります。
例:常勤の勤務時間が週40時間、月間160時間としている事業所の場合。
①常勤の職業指導員A:160時間
②非常勤の職業指導員B:80時間
③常勤の生活支援員C:160時間
3名で勤務していますが(160+80+160)÷160=2.5人となります。⇦この2.5人が人員基準に達しているかどうかの判断数字となります。
人員基準の下回らないよう気を付けながら毎月のシフトを作成しましょう!
■下記、沖縄県HPに常勤換算の計算方法について資料がありましたので引用いたします。

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